スパイスが効いています
「けっこうリアルなドブネズミが、レストランの厨房で料理を作る」
この、普通に考えればどん引きするアイデアにあえて挑戦するあたりが、
さすがはディズニー・ピクサーだとおもいます。
たとえば、モンスターズ・インクのモンスターが料理する話なら、
もっと無難でかわいらしい話になったことでしょう。
でも、「あえてドブネズミ」だからこそ、
なにか余計に心に引っかかる作品になったようおもいます。
更にいえば、どう見ても悪役の料理評論家イーゴが、
実は一番味のある美味しい役だというのも、
この映画の重要なスパイスです。
結局、料理というのは少し毒が混じっているほうがおいしい、
ということではないでしょうか。
味を抽象的なイメージで表現しようとしたシーンみてると、
「美味しんぼ」や「ミスター味っ子」の影響か?
とも感じたけど、違うかなあ…。
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パリの風景描写が美しい
2歳の子供と共に家族で見ようと思って購入しました。お子様向けとおもいきや、実は大人が楽しめる作品でした。ディズニーの他の子供向けの作品よりはるかに細かい風景描写が美しく、主人公のアパルトマンや夜のパリの街角など、雰囲気が伝わってきます。お料理好きの方、フランス好きの方、雑貨好きの方に特にお勧めします。ストーリーも心温まる良い作品です。ちょっと疲れた時などに見ると癒されるかも。
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やられた!アニメなのに。
棲みついていた家から追い出されて逃げまどうネズミたち。厨房内のアドベンチャー、パリの街の追いかけっこ。どのシーンも心地よい完璧なスピード感。物語に引き込まれるのはこのスピードあればこそか。
フライ返しで必死にボートをこぐという災難に見舞われたレミーは可愛らしくて、見ているだけで幸せになる(住人がライフルをぶっぱなすのは違和感があるが)。
この物語が素晴らしいのは、料理を作る幸せと同時に、料理を味わう幸せも描かれているところだ。作る人、食べる人両方にリスペクトが奉げられている。
レミーがスープの味を調えるシークエンスを見よ!
蛇口の水滴で手を洗う仕草に彼の心意気が見えます。調味料の入れ物を傾けて中身を鍋に流し込む緊張感。おたまの背を駆け上がる、食材を抱えた背中の懸命さ。スープ鍋の上を飛び越えながら塩やハーブをぱーっと撒く一瞬の胸の高鳴り。料理とは何と楽しく豊かな体験だろう。アニメなのに。
「食べる死神」(うまいなあ)と呼ばれる陰険な評論家が料理を一口食べた瞬間の表情には泣かされた。アニメなのに。出てくる料理はどれも本当においしそうで、本気であのラタトゥイーユを食べたいと思ってしまう。アニメなのに。
さすがは現代アニメーション工房の最高峰、ピクサーの仕事だ。どんな言葉をつかっても褒めきれない。見事。
現実から目を背けていないところもいい。料理が旨くてもドブネズミがいるようなレストランは不潔である、人間は人間、ねずみはねずみ、代わることはできないなどなど、あたりまえのことがきっちり描かれているから、物語が単なる絵空事にならない。絶対にありえない話なのに納得させる力があります。
「誰でも名シェフ」という言葉が、終盤ほろ苦い説得力を持つのは、アニメだから、ファンタジーだからといって何でもありにはなっていないからだ。
見終わった後、無性に料理がしたくなる。それを誰かに食べてもらいたくなる。
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ここまでアニメも進歩しているのですね!
まず、映画が始まって、このアニメの映像に圧倒され感心しました。
ピクサーっていうのでしょうか。
どうやって作っているのか、本当にすばらしい技術です。
話の内容もテンポよく、飽きさせません。
残飯嫌いのグルメなネズミと全くの素人シェフとが、協力しあって
おいしい料理を作り出す。リアルな画面を見ていたら、本当にありそうな話に思えてきました。アニメって子供向けだと思っていましたが、
そうじゃないんですね。誰もが楽しめる映画です。
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味わい深い映画でした
「誰もが偉大な芸術家になれるわけではないが、
誰が偉大な芸術家になってもおかしくはない」
グルメ評論家イーゴの言葉に感動しました!
誰でも名シェフになれる!ネズミのレミーでも!
あなたも夢を忘れないでと素敵な結末でした。
絵柄は可愛いし、パリの雰囲気もオシャレ、
エンディングまでセンスを感じて楽しかった。
最後、イーゴが穏やかな表情で微笑んでいて、
それが本当に幸せそうで私も嬉しくなりました。
大人も子供も楽しめる味わい深いアニメだった。
ピクサーの中では、この作品が1番好きかも?
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